← ブログ一覧に戻る
コラム
2025-02-16
Bar通信2月号
ファイル№5『Bar.が黒電話を使っている訳』
1998年7月にBar.は、オープンしました。
Bar.の一つのトレードマークのようにもなっている黒電話。今では、知る人も覚えている人も殆どいませんが、Bar.が開店して約一ヶ月の間は、それまで自宅で使用していたダイヤル式の黒電話をオブジェ、単なる飾りとして置いていました。実際に使用する電話は、コードレスフォンを使っていたのです。
「どうせなら飾りじゃなく使えばいいのに」との声もありました。どうしても一人で店を切り盛りしていると、利便性を重視しなくては不都合もあります。今では、殆どの方が携帯電話を持っていますが、たまにお客様が電話を使用する時にもコードレスフォンの方が都合がいいです。
丁度その頃に、お酒業界で一つの変化がありました。ギネスビールです。その当時は、空気の圧でビールの炭酸ガスを泡立てる装置がありました。1998年の丁度、その頃だったと想います。その空気圧の装置が廃止になり、変わって登場したのがロンドンパブギネスのドラフトギネス缶です。これは画期的に素晴らしい商品です。缶を開けると、缶底の窒素ガスにより生ビールの様なクリーミィーなきめ細かい泡のビールが出来上がるのです。この発明により、
誰でも何時でも何処でもギネスビールの醍醐味が味わえるようなったのです。つまり特定の場所でなくても、仰々しい手間も無く、家庭でもギネスが飲めるようになったのです。ギネスのシェアは広がり、拡大普及する事となりました。実際、今はコンビニエンスストアーでも手に入る時代になりました。当然、企業としては大成功でしょう。かつてバーでは注文を受け、ギネス瓶の栓を開け、仰々しくギネスをグラスに注ぎ、まるで儀式のように装置にかけて泡立てる。おもむろにお客様の目の前に提供される。この儀式はなくなりました。
1998年の夏、気づいた事があります。企業の思惑、利便性、効率性、生産性、、、。時代は全て、その方向に向かっています。当時のマスメディアのコメンテーターは、国民一人当たりの生産性を高めなくては日本は生き残れないと声高に言っていました。会社の総務や経理もアウトソーシングされる時代になっています。街からは商店街が消え、大型スーパーが一つあれば事足ります。今や食品も宅配が当たり前になりました。そうした社会構造は、これから、もっと進むのでしょう。もう、自分が子供の頃、人で溢れかえっていた商店街には人影もありません。
便利だけがイイのではない。例えば、おもむろに、レコードを拭き、ターンテーブルに乗せ、まるで儀式のようにゆっくりと針をレコードに落とす。そして、流れ出す音色。1999年には、お客様から頂いたターンテーブルとアンプで人の居ない静かな夜には、Bar.でレコードも聞けるようになりました。
時代に逆行するかのようなBar.の世界。想いを巡らせながら廻すダイヤル式の黒電話。1998年の夏から変わらずBar.では黒電話を使っています。
roppongi0334237577bar で Instagram写真と動画
チャージ・サービス料無し。
Bar.東京都港区六本木5の9の14第七ビレッジビル一階奥
18:30~翌2:30日祝休み?03-3423-7577亭主・木本伸二
http://bar-navi.suntory.co.jp/shop/0334237577/index.html
http://bar-navi.suntory.co.jp/shop/0334237577/drink.html
http://bar-navi.suntory.co.jp/shop/0334237577/food.html
シェア拡散お奨め最新動画!!以下、ユーチューブのアドレスです。
https://www.youtube.com/watch?v=ETLcXeXvKFQ
1998年7月にBar.は、オープンしました。
Bar.の一つのトレードマークのようにもなっている黒電話。今では、知る人も覚えている人も殆どいませんが、Bar.が開店して約一ヶ月の間は、それまで自宅で使用していたダイヤル式の黒電話をオブジェ、単なる飾りとして置いていました。実際に使用する電話は、コードレスフォンを使っていたのです。
「どうせなら飾りじゃなく使えばいいのに」との声もありました。どうしても一人で店を切り盛りしていると、利便性を重視しなくては不都合もあります。今では、殆どの方が携帯電話を持っていますが、たまにお客様が電話を使用する時にもコードレスフォンの方が都合がいいです。
丁度その頃に、お酒業界で一つの変化がありました。ギネスビールです。その当時は、空気の圧でビールの炭酸ガスを泡立てる装置がありました。1998年の丁度、その頃だったと想います。その空気圧の装置が廃止になり、変わって登場したのがロンドンパブギネスのドラフトギネス缶です。これは画期的に素晴らしい商品です。缶を開けると、缶底の窒素ガスにより生ビールの様なクリーミィーなきめ細かい泡のビールが出来上がるのです。この発明により、
誰でも何時でも何処でもギネスビールの醍醐味が味わえるようなったのです。つまり特定の場所でなくても、仰々しい手間も無く、家庭でもギネスが飲めるようになったのです。ギネスのシェアは広がり、拡大普及する事となりました。実際、今はコンビニエンスストアーでも手に入る時代になりました。当然、企業としては大成功でしょう。かつてバーでは注文を受け、ギネス瓶の栓を開け、仰々しくギネスをグラスに注ぎ、まるで儀式のように装置にかけて泡立てる。おもむろにお客様の目の前に提供される。この儀式はなくなりました。
1998年の夏、気づいた事があります。企業の思惑、利便性、効率性、生産性、、、。時代は全て、その方向に向かっています。当時のマスメディアのコメンテーターは、国民一人当たりの生産性を高めなくては日本は生き残れないと声高に言っていました。会社の総務や経理もアウトソーシングされる時代になっています。街からは商店街が消え、大型スーパーが一つあれば事足ります。今や食品も宅配が当たり前になりました。そうした社会構造は、これから、もっと進むのでしょう。もう、自分が子供の頃、人で溢れかえっていた商店街には人影もありません。
便利だけがイイのではない。例えば、おもむろに、レコードを拭き、ターンテーブルに乗せ、まるで儀式のようにゆっくりと針をレコードに落とす。そして、流れ出す音色。1999年には、お客様から頂いたターンテーブルとアンプで人の居ない静かな夜には、Bar.でレコードも聞けるようになりました。
時代に逆行するかのようなBar.の世界。想いを巡らせながら廻すダイヤル式の黒電話。1998年の夏から変わらずBar.では黒電話を使っています。
roppongi0334237577bar で Instagram写真と動画
チャージ・サービス料無し。
Bar.東京都港区六本木5の9の14第七ビレッジビル一階奥
18:30~翌2:30日祝休み?03-3423-7577亭主・木本伸二
http://bar-navi.suntory.co.jp/shop/0334237577/index.html
http://bar-navi.suntory.co.jp/shop/0334237577/drink.html
http://bar-navi.suntory.co.jp/shop/0334237577/food.html
シェア拡散お奨め最新動画!!以下、ユーチューブのアドレスです。
https://www.youtube.com/watch?v=ETLcXeXvKFQ
by 木本 伸二
