Bar.
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コラム

2009-08-23

秘伝。

秘伝。


最近のミントは香りが無い。

八百屋さんに聞いたら
最近のミントは、水で育てているらしい。
Bar.ご用達の八百屋さんが専属契約している農家では、
土で造っているとの事。

この暑い夏場はあまりいい品は無いけど、
ちっょと、涼しくなると、香りもよくなるとの事。

以前は、良くミントジュレップなんかを造りました。

その昔、バーテンダーは、師匠から分けて貰った
ミントの株を栽培して、使用していたという。

自分もBar.開店から数年間、
ミント栽培をして、いい香りのものが育っていました。
今でも、その頃のお客さんに
ミントジュレップを頼まれることがあります。

でも、土が枯れて来るとミントも香らなくなってしまうんです。

また、当店みたいな小さなお店は、
仕入れても食材が無駄になってしまうことが多く、
保存の利く物でメニュー構成をしています。
お客さんに無理やり押し売りしたくないですし、
無駄にもしたくないですからネ。

ミントみたいな葉物は冷凍も出来ません。
真空にしたり、砂糖漬けにしたり
色々と実験してみましたが無理でした。

でも、気づいたのです。

ミントのカクテルの造り方は、
人其々沢山のやり方があります。

でも、実は、要点を絞り込むと
ミントのカクテルを造る時には、
砂糖を溶かし、ミントの香りを移して、
酒に混ぜるのが基本なのです。

つまり、ミントの葉、
その物を冷凍して香りを蘇えらそうとしても無理ですが、
ミントの香りの付いたシロップなら冷凍できます。

簡単な方法を披露。
?スペアミントの葉を茎からはずします。
?バット等の入れ物にグラニュー糖を入れます。
?グラニュー糖にお湯を入れ溶かします。
?そこの中にミントの葉を掌で叩いて葉脈を切断する様にちぎり入れます。
?冷凍したら長期保存可能のミントを使ったカクテルの材料の出来上がり。

まぁ、季節の物を
その季節に限定で味合えばいいのですが、
保存が利く方法ならいつでも無駄なく、提供する事が出来ます。

by 木本 伸二