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コラム
2013-04-24
レイブライアント〜「ダイキリ」
レイブライアント~「ダイキリ」
レイブライアントを聴くと、想い出す光景があります。
1980年代の半ば過ぎ、現状の日本経済下では、
蜃気楼の様な出来事だったのではとさえ、思えてしまう
伝説のバブル景気へと、世の中が動き出す頃の話です。
その友人は、工場の2階にある倉庫に住んでいました。
ベットとビリヤード台が、あるだけのシンプルな空間に、
20歳代の私は、入り浸って居ました。
バーボンやズブロッカを飲みながら聴いていたのが、
レイブライアントの「枯葉」「ゴールデンイヤリング」・・・ets.
自分の将来像を何となく描いていた頃の私。
1987年の夏には、メーカーズマークとピスタチオに、
はまっていたと言うのは、当店のメニューに記載されている通りです。
そして、その頃の事を以前、ブログに綴りました。
以下、参照文章のアドレス・バーテンダーになったキッカケ。。。
ミクシーのアドレス「麻布十番祭りに想うこと」
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1263624012&owner_id=1908397
ヤフーのアドレス「麻布十番祭りに想うこと」
http://blogs.yahoo.co.jp/bar34237577/58581995.html
このブログの文中に登場する大塚駅近くの
バーが記載され当時の雑誌を今でも持っています。
(アップされて写真は、当時の記載記事です。)
ここに私が20歳代の時に綴った
「ダイキリ」に関する原稿があります。
当時、20歳代の私は、色々な資料を調べたり、先人の話を伺ったりして、
独自の理論や感性を構築しようとして試行錯誤している様子が
当時の文章から、うかがい知る事が出来ます。
以下、参照文章
D A I Q U R I
夏の陽の下で飲るのには、トロピカル風なフローズン・ダイキリ。
都会の酒場のカウンターで注文するならスタンダードなダイキリだろうか。
酒豪ヘミング・ウェイが愛したのは、
ハバナの酒場『フロリディータ』で注文する砂糖抜きのフローズン・ダイキリ。
しかも、ダブルで朝から飲む。ミキサーは使わず、シェークで造る。
『パパ・ドブレ』と愛称のある飲み物だ。
『海流の中の島々』の中でも、その様子がそのまま描かれている。
ダイキリ・カクテルそれは、
キューバの都市サンチャゴ郊外にあるダイキリ村近くのダイキリ鉱山。
1890年代に鉱山技師『ジェニングス・コックス』氏が創案したと言われているが、
実は、彼は名づけ親で鉱山に働く人達の間で、自然発生した飲み物だとも考えられる。
ただ、米西戦争の末、1898年、スペインから独立したキューバは
米国の軍政下に入ると共に、米国技術援団が多く訪れ、彼らの間で流行したらしい。
カリブ海特産のラムと砂糖、ライムだけのシンプルなダイキリ・カクテル。
日本バーテンダー協会のオールド・スタイルの処方では、
グレナデン・シロップを使用し、赤く仕上げるものだった。
ちなみに、キューバの夕陽に染まる真紅なダイキリ鉱山は、
伝説的な美しさだったと語られている。
現在のダイキリはスタンダードに白く仕上げるが、
ラムの臭いを消したい時は、グレナデン・シロップを使用しても良いだろう。
ただ、今、世界的に名の知られているカクテルで、紅く仕上げたバカルディ・カクテルがある。
これは、1933年、米国禁酒法解禁を機に
当時はキューバのラム・メーカーだったバカルディ社がキャンペーン用に発表した処方である。
ニューヨークの酒場でバカルディ社以外のラムを使用された客が不服だと裁判ざたにし、
1936年4月28日、米国ニューヨーク高裁は
『バカルディ・カクテルは、必ずバカルディ・ラムを使用しなくてはならない』
と、判決を下した。
いかにも、米国らしい逸話だが、永久に語り継がれている、これ程の宣伝はないだろう。
1959年のキューバ革命によるカストロ政権誕生で、資本家は追い出され、
バカルディ社もキューバから本社を移した。
現在バカルディ社は、本社をバミューダのハミルトン市におき
プエルトリコ、バハマ、メキシコ、ブラジル等の世界9カ 所に蒸溜所をもつ。
跡地の畑、工場には、国有の工場ができた。今のハバナクラブだという。
だとすると、発明当時のダイキリやキューバ・リブレ、バカルディ・カクテルを作るには、
ハバナクラブを使用するのだろうか。今、ニューヨークで裁判すると、判事は何と答えるだろう。
数々の逸話もしょせんはカリブ海の漂流記伝説のように、海流の中へ埋もれていくのだろうか。
※
現在Bar.では、滑らかな口当たりを出す為、バカルディラムと自家製シロップを使用してダイキリを造っています
今年の黄金週間、Bar.は、カレンダー通りの通常営業にさせて頂きます。
4月27(土)通常営業19:00~翌4:00
4月30(火)通常営業19:00~翌4:00
5月1(水)通常営業19:00~翌4:00
5月2(木)通常営業19:00~翌4:00
レイブライアントを聴くと、想い出す光景があります。
1980年代の半ば過ぎ、現状の日本経済下では、
蜃気楼の様な出来事だったのではとさえ、思えてしまう
伝説のバブル景気へと、世の中が動き出す頃の話です。
その友人は、工場の2階にある倉庫に住んでいました。
ベットとビリヤード台が、あるだけのシンプルな空間に、
20歳代の私は、入り浸って居ました。
バーボンやズブロッカを飲みながら聴いていたのが、
レイブライアントの「枯葉」「ゴールデンイヤリング」・・・ets.
自分の将来像を何となく描いていた頃の私。
1987年の夏には、メーカーズマークとピスタチオに、
はまっていたと言うのは、当店のメニューに記載されている通りです。
そして、その頃の事を以前、ブログに綴りました。
以下、参照文章のアドレス・バーテンダーになったキッカケ。。。
ミクシーのアドレス「麻布十番祭りに想うこと」
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1263624012&owner_id=1908397
ヤフーのアドレス「麻布十番祭りに想うこと」
http://blogs.yahoo.co.jp/bar34237577/58581995.html
このブログの文中に登場する大塚駅近くの
バーが記載され当時の雑誌を今でも持っています。
(アップされて写真は、当時の記載記事です。)
ここに私が20歳代の時に綴った
「ダイキリ」に関する原稿があります。
当時、20歳代の私は、色々な資料を調べたり、先人の話を伺ったりして、
独自の理論や感性を構築しようとして試行錯誤している様子が
当時の文章から、うかがい知る事が出来ます。
以下、参照文章
D A I Q U R I
夏の陽の下で飲るのには、トロピカル風なフローズン・ダイキリ。
都会の酒場のカウンターで注文するならスタンダードなダイキリだろうか。
酒豪ヘミング・ウェイが愛したのは、
ハバナの酒場『フロリディータ』で注文する砂糖抜きのフローズン・ダイキリ。
しかも、ダブルで朝から飲む。ミキサーは使わず、シェークで造る。
『パパ・ドブレ』と愛称のある飲み物だ。
『海流の中の島々』の中でも、その様子がそのまま描かれている。
ダイキリ・カクテルそれは、
キューバの都市サンチャゴ郊外にあるダイキリ村近くのダイキリ鉱山。
1890年代に鉱山技師『ジェニングス・コックス』氏が創案したと言われているが、
実は、彼は名づけ親で鉱山に働く人達の間で、自然発生した飲み物だとも考えられる。
ただ、米西戦争の末、1898年、スペインから独立したキューバは
米国の軍政下に入ると共に、米国技術援団が多く訪れ、彼らの間で流行したらしい。
カリブ海特産のラムと砂糖、ライムだけのシンプルなダイキリ・カクテル。
日本バーテンダー協会のオールド・スタイルの処方では、
グレナデン・シロップを使用し、赤く仕上げるものだった。
ちなみに、キューバの夕陽に染まる真紅なダイキリ鉱山は、
伝説的な美しさだったと語られている。
現在のダイキリはスタンダードに白く仕上げるが、
ラムの臭いを消したい時は、グレナデン・シロップを使用しても良いだろう。
ただ、今、世界的に名の知られているカクテルで、紅く仕上げたバカルディ・カクテルがある。
これは、1933年、米国禁酒法解禁を機に
当時はキューバのラム・メーカーだったバカルディ社がキャンペーン用に発表した処方である。
ニューヨークの酒場でバカルディ社以外のラムを使用された客が不服だと裁判ざたにし、
1936年4月28日、米国ニューヨーク高裁は
『バカルディ・カクテルは、必ずバカルディ・ラムを使用しなくてはならない』
と、判決を下した。
いかにも、米国らしい逸話だが、永久に語り継がれている、これ程の宣伝はないだろう。
1959年のキューバ革命によるカストロ政権誕生で、資本家は追い出され、
バカルディ社もキューバから本社を移した。
現在バカルディ社は、本社をバミューダのハミルトン市におき
プエルトリコ、バハマ、メキシコ、ブラジル等の世界9カ 所に蒸溜所をもつ。
跡地の畑、工場には、国有の工場ができた。今のハバナクラブだという。
だとすると、発明当時のダイキリやキューバ・リブレ、バカルディ・カクテルを作るには、
ハバナクラブを使用するのだろうか。今、ニューヨークで裁判すると、判事は何と答えるだろう。
数々の逸話もしょせんはカリブ海の漂流記伝説のように、海流の中へ埋もれていくのだろうか。
※
現在Bar.では、滑らかな口当たりを出す為、バカルディラムと自家製シロップを使用してダイキリを造っています
今年の黄金週間、Bar.は、カレンダー通りの通常営業にさせて頂きます。
4月27(土)通常営業19:00~翌4:00
4月30(火)通常営業19:00~翌4:00
5月1(水)通常営業19:00~翌4:00
5月2(木)通常営業19:00~翌4:00


by 木本 伸二
