Bar.
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コラム

2006-07-07

真夜中のダイキリ

八年前の1998年7月6日、自分はBar.のオープンを目前にしていた。
誰も居ないカウンターで一人、ダイキリを飲んでいた。



2006年7月6日。
ココのところ珍しく、夜中でも常連様たちが顔をあわせる事が多い連日だった。
今夜は久しぶりに静かなBar.。
 (大抵いつも静かな店なのですが)

25年以上前のBar.の巨大なエアコンは、
ガンガンにBar.の店内を冷やしていた。

周りの店も静まり返った午前三時半。
エアコンを切り、
リッキーリー・ジョーンズのCDをかけた。
(過日のブログ2006年6月19日アップにも登場したアルバムの曲)
リッキーリー・ジョーンズは、
けだるく「私の所に帰ってきて~」と囁いていた。


Bar.の扉を開けると、
温かい重い空気が、
夏の香りと一緒に流れ込んできた。

都会の冷えたBar.のカウンターは、
一瞬にして、南の島のカウンターになった。
 (時々一人で観る幻覚・妄想)

先日、入手したマルティニック産トロワリヴィエールの
糖蜜のシロップでダイキリを造った。

カウンターのスツールに腰掛けて、
ダイキリに口をつけると、
カリブ海の微風が通り抜けていった。



*備考:
Bar.のダイキリは
ホワイトラム、ライム・ジュース、自家製シュガー・シロップ。
通常はシロップを使わない処方が一般的。
最近、Bar.ではハード・シェイク気味にして、
味もキリリっと、都会的なシャープ感じに仕上げている。
今回登場の糖蜜シロップを使用すると、
雨上がりの土の香りのような風味がでる。
最近、巷である三温糖使用のダイキリに近いかも。
この場合、ホワイトではなく、
ゴールド・ラムを使用したほうが、
より一層の風味を醸しだすでしょう。
そして、このあと、Bar.亭主は、
フローズンでも一杯、楽しんだようです。

Bar.のフローズン・ダイキリは、
ホワイト・ラム、ライムジュース、自家製シュガー・シロップ、
コアントロー、マラスキーノ使用。
こちらもスッキリした味わい。
例の糖蜜シロップを使うなら
ゴールドラム、ライム・ジュース、糖蜜シロップ
だけを使って、風味を生かしたい。
そして、BGMはサルサあたりで、
「イパネマの娘」なんかが、
このシュチュエーションには、ピッタリだろう。

by 木本 伸二