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コラム

2009-03-09

アメリカーノと云うカクテル



アメリカーノと云うカクテル

アメリカーノというカクテルがある。
1900年代の初期にイタリアで出来たカクテル。
「イタリアの亜米利加人」といったところだろうか。

カンパリとイタリアンベルモット(ロッソ)を炭酸で割る物。
イタリアの酒だけを使用している。

自分は若い時分からアメリカーノを造る時にはレモンピールを
落としていた。


記載写真のボトルは、その出来合いのもの。
これを炭酸で割ればアメリカーノの出来上がり。
(このボトルは日本では未販売の品)

このアメリカーノと云うカクテルはその後、フランスで流行ったという。
そういえば1950年代には「巴里の亜米利加人」という映画がヒットした。


そのせいか解らないが、
パリにある「ハリーズ・ニューユーく・バー」の
バーマン"ロッフォン"のお気に入りのカクテルがこのアメリカーノ。
彼のレシピはこうだ。
大きめのロックグラスに氷を入れ、
カンパリとチンザノ・ロッソを入れる。
ノイリープラット・エクストラドライを少々多めに注ぎ
ペリエを少なめに入れる。
オレンジのスライスとレモンピールを落とし完成。

美味しいカクテルである。
食前酒としても間違いない。
フランスのお酒のノイリープラットを注ぐ辺りが
巴里っ子らしいのかも。

親愛なるロッフォンに頂いた愛すべきカクテルである。

by 木本 伸二