Bar.
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コラム

2013-06-21

15周年「Bar.」という名のバー〜「オレンヂ・ブロッサム」

15周年「Bar.」という名のバー~「オレンヂ・ブロッサム」

1998年6月5日。
当店の名称が「Bar.」と決定した日です。
色々と思案したのですが、どうしても「これだ!!」と、
言うものが決定できない優柔不断の性格が・・・・。
何となく、大文字の「B」小文字の「ar」とドット「.」。
と、言うロゴが浮かんでは消え、イメージがありました。
そんな状態のまま月日が流れました。

飲食店の開店準備としては、まず、
①保健所へ食品営業許可の申請
②警察署に風俗営業許可の届出
いわゆる、バー業界で言えば、
深夜における酒類提供飲食店営業開始の届出です。
③場合によっては、税務署や都税事務所にも届出を出します。
青色申告や個人事業の開廃業等届出があり、
Bar.開店当時には特別地方税徴収義務者登録がありました。

Bar.は、開店以来、私一人で営業していますが、
もし、従業員が居たら
労働基準監督署や社会保険事務所への届出も必要です。

1998年6月5日、
保健所へ届出の時に用紙に店名を記入する瞬間まで迷ってましたが、
記入した瞬間に、
「Bar.」なんだ。。。開店するんだと実感が湧きました。

名は体を現すと言いますが、
ネーミングでヒットしたカクテルもあります。
日本生まれの例で言えば、
「青い珊瑚礁」「雪国」
又、海外のスタンダード・カクテルで
「オレンヂ・ブロッサム」もネーミングが高く評価されています。

ここに私が20歳代の時に綴った
「オレンヂ・ブロッサム」に関する原稿があります。
以下、参照文章

ORANGE BLOSSOM
『オレンジ・ブロッサム』その華やかなネーミングは高く評価され、
最近では、結婚披露宴のアペリティフとしても人気がある。
オレンジの花の花言葉は 『純潔』であり、
ウエディングドレスを飾る花にもなるという。
だが、華やかなイメージとは裏腹にその発祥は禁酒法に始まる。
1930年頃の禁酒法下の 米国ピッツバーグ市の
バーテンダー『ビリー・マロイ』氏の考案、
ジンを飲むのをゴマかす為、あるいは、
当時の粗悪の臭いジンの匂いを消すために造られたという。
氷入りのタンブラーにジン45ml、 オレンジ・ジュースで満たす。
今でもこの処方で造られることもある。
後に 1960 年代、マダムキラーと言われた
『スクリュー・ドライバー』は、これのウオツカ・ベースである。
スクリュー・ドライバーは、一説には、
イランの油田で働く米国人がドライバーで
混ぜ合わせて造ったという説がある。
つまり、イラン国際石油財団の入る
1955年以降にできた可能性があり、
オレンジ・ブロッサムの変形が
スクリュー・ドライバーだと想像される。
現代風にシェークしたオレンジ・ブロッサムは口当たりも良く、
こんなエピソードを忘れさせる逸品です。




☆みなさまのおかげで、7月に15周年☆
「Bar.という名のカウンターバー」
Bar.は今年15歳になりました。
大切なひとときをお過ごしして頂く様
いつもと変わらず、お待ちしております。
過ぎていく季節の中変わらぬ空間があります
時の積み重ねが造り出した店の空気には、
何物にも変えがたい安らぎがあります。
今夜もそろそろBar.の扉がひらく時間です。
またお目にかかれる日を、
心より楽しみにしております。

by 木本 伸二